アルコール依存症ですがナニカ?

依存症になる前から退院後の現在に至るまでの体験談を綴ります。同じ悩みを持つ方に少しでも参考になれば幸いです。

入院日の話 其の2

どうも、ヒロキングです。先日投稿した入院日の続きです。

説明に来た女性看護士は優しかった。「怖がらなくて大丈夫ですよ。」と。

その後ろにいた男看護士が小声で「そんな気ぃ遣わなくて良い」って言ったのは聞こえた。聞こえない?認識できてない?つもりなんだろうか?

初日にしてこの辺から、イメージしていた、スタッフが優しい入院生活では無さそう、と勘付いた。

メガネを没収され、壁掛け時計は見えない。

「今、何時?いつまでここに??」

とりあえず、寝て待つしか無かった。

時刻は、定刻のメシの時間と、太陽の動きでなんとなく想定した。

しかし、雑誌やTV、諸々の情報が一切禁止で、ホントに、ドラゴンボールの精神と刻の部屋状態。とにかく、時間が経つのが遅い!!

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結果、そこで3泊4日した。

その間、反省できる状況では無かった。

ただただ「オレ、犯罪でもした?ちょっとお酒飲み過ぎたから、自分から入院に来たんだけど」と思ってた。

そして、毎朝、職員から「今日出れるか、担当医に確認してみる」と言われ、期待したけど出れず、3日目は期待するのをやめた、諦めた。

よく刑事もののテレビとかで「人はショックな出来事を記憶から消す」なんて話しがあるけど、本当にその間、何を思ってたか?何を食べたか?なんて記憶にございません。

覚えてるのは、優しい女性看護士の言葉と、一食めのおかゆが不味過ぎて一口でやめたこと、隣の部屋の薬中女が四六時中うめいてて寝れなかったこと。

そんな、ガッチャン部屋を遂に出る時、男看護士が言った。「眠れてなきゃ、睡眠薬出したのにぃ」と。24時間監視カメラで状況わかってるくせにである。

もう、言い返すのもやめた。

後から、あの部屋へのトラウマだけは刻まれたことはわかった。

 

これから、想定外の一般病棟生活の話です。

思い出したら、都度、投稿して晒します。

 

前記事に書きましたが、保険の見直しをお勧めします。